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JARC LIVE 15 JARC REPORT 本取り組みによってホテル業務の省力化、効率化の 実現及び、宿泊者へのおもてなしの充実が図れます。 今後の実証実験を通して検証していきたいと思います」 (オムロンソーシアルソリューションズ㈱ 社会ソリュー ション事業本部 事業開発部 主査 虎吉晃平氏) 「沖縄の訪日外国人客の増加傾向は今後も続く見 込みで、3月下旬の那覇空港第二滑走路供用開始 も一つの弾みになると思います。観光客の増加に伴 い大きな手荷物が移動の妨げになり課題となっていま す。課題解決の一助となるのが多言語での予約・問 い合わせ・キャッシュレス決済ができる手荷物配送サー ビス「Airporter」です。沖縄では11月から試験サー ビスとして開始していますが、認知度がまだ低い為、 このサービスをご利用いただけるよう早急に販促告知 を強化していきたいと思います。サービスの活用で手 ぶらとなり観光時間の創出にもつながります。観光客 も地元の方々にとっても、手荷物によるストレスや不 便を少しでも軽減させることが、観光課題の解決とな り、沖縄観光における持続的な発展ができるものと 確信しております。国際線だけでなく国内線利用時に もAirporter サービスをご利用いただけます。たくさん のお客様に活用いただけるよう認知度アップに努めて いきます」(全日空商事㈱ デジタルマーケティングカン パニー 事業推進部 事業推進チーム チームリーダー 松井重樹氏) 「新聞購読部数の減少が顕著な中、関連会社のタ イムス発送が持つ人材とトラックを活用できないかと模 索していました。以前、経済・観光の記者をしていた ことから、外国人観光客の手荷物輸送サービスへの 展開を考えていました。記者時代の人脈でホテルにヒ アリングをしていたときに、あるホテルからそのようなサー ビスを考えている企業があるという話を聞き、タップの 林会長と出会ったことがきっかけでこの度の企画に参 画できました。強みは運送スタッフや車両を自社で対 応できることです。これを機にこれまで新聞配送で培っ てきた定時配送・配送ノウハウを活かし新たな物流の 活用を見出していきたいと思います。この事業に県内 企業としてタイムス発送が参画できたことに感謝してい ます」(㈱沖縄タイムス社 課長 久高愛氏) 「ホテルシステム開発に携わり33 年目を迎え、 2015 年よりヤフーグループとして活動しています。林 会長にお声を掛けていただき“ 競合と協業 ”することで 1社ではできない限界を超えていくことができると考え、 参画いたしました。1社1強ではなく組めるところは組 み、ALL JAPANとして新たな仕組みを構築していく ことにより、ストレスフリーな観光や余暇の創出にとも なう旅行の広がりを提供することができます。まだない 新しいサービスを提供することで付加価値を見出してい ただくことが、最終的にPMS の発展にもつながるの だと思います。まさにトライ&エラーです。まずはやって みなければ分かりません。試行錯誤を繰り返し、ALL JAPAN のタッグ力により“ 沖縄に来て良かった!”と 言っていただけるようにしたいですね」(ダイナテック㈱ 代表取締役社長 齋藤克也氏) 各社ともに “ 成功とは何か ”、この事業の先に 何かを見出していきたいという思いが熱く、沖縄から 誕 生した『ALL JAPAN MADE ENGINEERING TECHNOLOGY』に期待したい。 最後にタップ 高橋拡行事業所長より「ゆくゆくは到着 後、ターンテーブルで荷物を受け取る時間のロスもなく していきたい」と一言。限りなく顧客のために寄り添っ たテクノロジー開発と企業融合させるエンジニアリング の創造力に計り知れない未来と可能性を感じた。 2020年2月5日~6日、沖縄コンベンショ ンセンターを会場に沖縄初の試みとして開 催。『リゾテック(ResorTech =Reasort ×Technology)』をコンセプトに、国内外 からテクノロジー関連企業 136 社(県内 77 社、県外 34 社、海外 25 社)が結集 した。出展ブースでの展示商談やビジネス ピッチ、事業成果報告や最先端のテクノロ ジーを体験することができる「最先端体験 ゾーン」も設営された。 目指すべきは IT 活用にともなう「人手不 足対応」「キャッシュレス対応」「デジタルト ランスフォーメーション」など、観光業にの みならず全産業の生産性と付加価値向上 につながる沖縄初の本格的なテクノロジー の見本市。IT テクノロジーの活用によるイ ノベーションを起こすことにより、SDGs に おいて提唱された社会課題解決につなげる ことを目指す。まさに観光・IT産業をリーディ ング産業とする沖縄だからこそ実現した見本 市でもある。 観光・IT産業をリーディング産業とする 沖縄だからこそ実現! 「ResorTech Okinawa おきなわ国際見本市」概要

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