JARCLIVE6

10 パネルディスカッション 登壇者 パネリスト 観光庁 観光産業課 観光人財制作室 参事官 小熊弘明氏 帝国ホテル東京 情報システム部 部長 花井伸二氏 一般社団法人 雪国観光圏 代表理事 井口智裕氏 一般社団法人 宿泊施設関連協会 会長 林悦男 モデレーター ㈱日本ホテルアプレザイル 取締役 北村剛史氏 開催:2020 年 1 月 29日(水) 会場:都市センターホテル 宿泊施設関連協会(JARC) 賀詞交歓会 2020 2020 年新たなスタートに向けて、1月29日、 都市センターホテルにて「JARC賀詞交歓会」が開催された。 全国各地より180 人を超えるホテルおよびホテル関連事業者が終結した。 当初予定していた人数を超える盛況ぶりで当日参加者もあるほどだった。 パネルディスカッションは『宿泊産業に必須となるホスピタリティサービス工学という視点とは』をテーマに、 人手不足の現状を打破するための新たなフィロソフィーが論じられた。 一般社団法人 ~ホテルに新たな活路を見出す 「ホスピタリティサービス工学」の力~ ホテル・人材育成に観光庁支援 ホテル・旅館業界における人手不足はますます深刻な 問題となっている。業界そのものを魅力あるものにするた めには、個々の優れた技術をつなぎ新たなサービスを作 り上げていく「ホスピタリティサービス工学」という新たな 視点が必要であるというJARC 林悦男会長の発想が披 露された。加えてホスピタリティ業界における人材育成、 地方創生における新たな視点などデータや実例を題材に 展開された。 人手不足の中で生産性向上をいかに実現していくべき かについて、「特に旅館業においては過去の経験や勘 に依存している傾向が強い」ことを観光庁 小熊弘明氏 は指摘した。人手不足により1人あたりの労働量が増加、 60 代・70 代が働き手として増えており、離職率は 30%を 超えるなど、次世代を担う若者を育成することができない 状況にある。そこで観光庁として経営者、中核、現場 の 3 つのカテゴリーに分けた育成を推進し、各分野のス 大きな変化の波に立ち打つために、さまざまな分野の知識や想像力を結集せよ!

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