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8 換気の徹底 館内(客室・レストラン・宴会場・ロビー)などの喚起につ いては、空気調和設備などの基準に適合するよう維持管理 に努め、外気に触れる窓やドアがある場合は定期的に空気 の入れ替えを行ない、こまめな換気に努めましょう。 接触感染の予防 複数の者が手指などで接触する機会の多い表面の消毒や 器具に接触する手指の消毒を行なうことが有効です。 お客さまには、館内に入る際、あるいは、各店舗や会場に 入る際に、」手洗いやアルコール消毒をしていただくよう使用 を促しましょう。パブリックスペースの洗面所に、手・指を消 毒するアルコール消毒液とメッセージなどを設置して利用を促 しましょう。 従業員は、サービスを開始する前の手洗いのみならず、感 染予防の観点から、常に手指の消毒を心がけましょう。館 内の清掃・消毒を行なう際は、マスクおよび手袋を着用し、 終了後は手洗い・うがいをしましょう。 ゴミは、ビニール袋に入れ、袋の口を閉じ密閉して処理しましょう。 ブッフェ形式で飲食を提供する場合、お客さまが共同で使 用するトング・菜ばしやピッチャーなど、衛生管理を徹底し、 頻繁にトングなどを交換し感染リスクを低減させることが求め られます。接触感染を積極的に防止する観点から、ホテル 『新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン』 【ガイドラインのポイント】 お客さまがホテルに到着し、お帰りになるまでの間のお客さまの動線や従業員などの動線を考慮し、接触感染と飛 沫感染のリスクの洗い出しを行ない、その上で、お客さまと従業員の感染リスクを低減させるための、具体的な感 染予防対策について示しているものです。 【感染予防に向けた具体的な取り組み】 ホテル内には不特定多数のお客さまが一定の時間滞在されることから、集団感染リスクの高いと考えられている三 つの密(密閉・密集・密接)を回避することが重要であるとともに、新型コロナウイルス感染症の主な感染経路 である接触感染と飛沫感染のそれぞれについて、お客さまと従業員の導線や接触場所などを洗い出し、そのリスク に対応した取り組みが必要となります。 「新しい生活様式の実践例」などを踏まえ、 ホテル業界がこれまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症の予防対策を分かりやすく整理の上、取りまとめたものです。 ガイドラインは今後の新型コロナウイルス感染症の拡大状況や 最新の同ウイルスの予防に係る専門家の知見などを踏まえて必要な見直しを行なっていきます。 随時、更新されるガイドラインをチェックするとともに、 お客さまそしてスタッフのために安心・安全な環境を提供していただけますようお願いいたします。

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