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10 山下町40年ぶりの新規ホテル開業 ―始めにホテルで大切にしていることはどのようなことか お聞かせください。 昨年 5月に、横浜・山下町に開業したハイアットリージェ ンシー横浜は、山下町エリアとしては40 年ぶりの新規開 業ホテルです。みなとみらい地区を含め横浜市では、20 年ぶりとなる外資系ホテルの誕生となり、ハイアットブランドと しても、横浜エリア初進出となります。 デザインコンセプトは横浜の空気感を味わう“East meets West”です。異国情緒あふれる横浜の空気感を 味わっていただけますよう、西洋の美と東洋の美の粋が織 りなす“異文化の融合”をテーマに空間デザインしていま す。全315室の客室と3つのレストラン、チャペルと最大 420 名収容(立食)の宴会場を備えています。ロビーラウ ンジには格子や襖を思わせる和の意匠を取り入れ、コンテ ンポラリーでありながら温もりのある雰囲気を演出していま す。館内の随所に施したアートワークは、港や公園など街 の風景からインスピレーションを得たもの。隅々まで配慮の 行き届いたハイアットならではの空間が、寛ぎの滞在をお 約束いたします。 また私どもは“コネクト・つながり”をホテル自体のコンセ プトに掲げホテルを通じて、「人が集う」ことや「地域とホ テル」とのつながり、また「世界と横浜」とのつながりを 大切にするホテルを目指しています。 ―つながるという点で横浜市や山下町など、地域との協 調が不可欠です。 はい。開業にあたり、神奈川県、横浜市、地域の皆さ まより多大なるサポートをいただいております。日本が世界 に港を開いた横浜に、ホテルを開業できることは大変光栄 です。地域の皆様に還元できるホテルとして努めてまいり ます。 週末120名を超える人で賑わうランチブッフェ ―横浜はホテル激戦区でもあります。その中で、他社とは 2020年5月23日、ハイアット初の横浜進出として開業したのが「ハイアット リージェンシー 横浜」だ。 “コネクト・つながり”をホテル自体のコンセプトに掲げ、ホテルを通じて『人が集うこと』や『地域とホテル』とのつながり、 また『世界と横浜』とのつながりを大切にしたホテルを目指す。 2月から開始した横浜の市花である薔薇をモチーフにしたアフタヌーンティーは3月末まで販売後すぐに完売したという。 コロナ禍の局面においても果敢にチャレンジする齋藤孝司総支配人にホテルの魅力や思いをお聞きした。 2020年5月 ハイアットブランドとして横浜初進出 〜横浜らしい“East meets West”を デザインコンセプトに、 人・地域・世界とつながるホテル目指す~ 齋藤孝司氏 ハイアットリージェンシー 横浜総支配人 次世代のホテリエ達 あの憧れのホテルに泊まってみたい!スタッフクローズアップ

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