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30 1 ~ビデオ会議ソリューション~ 木本 泰生氏 ㈱プリンストン 営業統括本部 コーポレート東日本営業統括部 統括部長 東京都千代田区岩本町 3-9-5 K.A.I.ビル 3F TEL:03-3863-7162 URL:www.princeton.co.jp 会員ZOOM UP 新型コロナウイルスの影響により、各企業において、在宅勤務・テレワークへの対策が急速に進む所となった。そ の中心となったのはビデオ会議。自宅でもオフィスでも場所や時間を気にせず可能な遠隔コミュニケーションはホ テル業界においても恩恵を受けるツールと言えよう。そこで今回はこの遠隔コミュニケーションツールを提案、販 売している㈱プリンストン 木本泰生統括部長にお聞きした。 いつでも・どこでもつながるクラウド型ツール ㈱プリンストンは「コミュニケーションの価値を創造しま す。」を企業理念に、ヒトとヒトをつなぐ、ヒトとモノをつなぐ、 モノとモノをつなぐことを目指している。PC 周辺機器を 中心に幅広いアイテムを取り扱う同社だが、中でもビデ オ会議ソリューションは政府より働き方改革やテレワーク が求められている中で注力しているカテゴリである。 今回は同社が取り扱っている中でも、シスコシステムズ (本社・米国)の「Cisco Webex Teams」に焦点 を当てる。 ポイントはオンプレミス(自社運用)の運用のみならず、 容易に環境構築ができるクラウド型接続でもコミュニケー ションが図れることだ。誰でも簡単に使えることで「生 産性向上」「コミュニケーションや意見の活性化」を実 現可能です。従業員のライフワークバランスを改善して、 離職率の低下や社員満足度の向上に貢献するなど、喫 緊の課題解決を強力に支援する。 クラウド型での導入により1会議 1000 拠点までを接 続することができ、必要な時に場所を問わず、遠隔会 議を実施することが可能。サーバーの運用や管理などは 不要、セキュリティ対策もクラウド側で行なうため、安心 して利用できることもポイントだ。 接続可能なデバイスとしては、ノートパソコンからスマー トフォン、タブレットまで多種多様。アプリケーションを起 動すれば、どの場所からでも繋げることができる。 目的次第で大きな可能性を秘める コミュニケーションツール 業界におけるこれまでのビデオ会議の利用方法は、 学会や複数店舗を経営するチェーン店の会議はもちろん のこと、全国各地域に拠点を持つ企業ではスタッフの距 離感をなくし意見を活性化することを目的としたものもあっ た。 最近であれば、新型コロナウイルスの軽症患者の受 け入れ先としてホテルが選ばれ、患者との接触が難しい 中で、ノートパソコンやスマートフォン、タブレットを使って コミュニケーションをとるツールとなる。 各階のマネージャーと客室要員との間で画面越しに客 室清掃状況の様子を確認するなど業務の効率化も図れ るであろう。 また、意見の活性化を図る為に、ビデオ会議を導入 していない遠方のホテルにもメール一本で招待し会議を 開催。まさに場所を選ぶことなくいつでも、必要なときに コミュニケーションをとることが可能だ。 日常的にもスタッフ同士があいさつを交わしたり、画面 越しに打ち合わせや面接を行うなど、コミュニケーション と業務の効率化にも役立てている。お互いに顔が見え、 社内の様子の見える化により安心感を与える効果もある という。24 時間の運営だからこそ場所や時間を問わず、 コミュニケーションが図れるビデオ会議ツールは非常に有 効といえよう。 「今後も“ つなぐ”をテーマに柔軟な発想で提案してい きたいと思います。会議室や客室など機能を導入するこ とで新たなビジネスチャンスにつながればと思います。ま たe- スポーツ事業にも取り組んでいるのでゲーミング機 材などもご提案し、今後の新たなホテル市場の開拓に 貢献できればと思います」(統括部長 木本泰生氏)。 意見の活性化、 生産性の向上を図る

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