高校山岳部はじめの一歩

18 ●救助ヘリコプターに気付いてもらうために 事故やトラブルが発生した時は、焦らず先生やリーダーの指示に従い、 チームで対処しましょう。自分たちだけで問題を解決しようとすることは、 むしろリスクを高めることになります。先生と協力して最善の行動をとりま しょう。 ヘリコプターからは 動くものが見えやすい ヘッドランプの光を送る 周囲と違う色 (ピンク、オレンジ、イエロー等) が見えやすい ツェルトや ウェアを振る 木を揺らす 知っておこう! 救助要請の方法 110番・119番 優先して伝える 3 つのこと ①山岳遭難であること 例「山岳遭難です!」 ②どこで 例「○○山△コースの標高1400m」 ③どんな状況で 例「仲間が転倒して右足首を負傷して 動けない状況です。 救助をお願いします。」 場所の特定 GPSを持っている 場合は「緯度・経度」 を伝えましょう。 バッテリーの温存 通話は通報と救助 隊との連絡だけに してバッテリーの消 費を抑えましょう。 p.17-18の内容を改変して資料等を作成することは、間違った救助方法による二次被害を生む恐れがあるため禁止します。監修:大城和恵

RkJQdWJsaXNoZXIy NDU4ODgz