JARCLIVE8

JARC LIVE 53 フチェックイン端末「スマーレ」です。 スマーレは「お客さまの操作で簡単 にチェックイン行為を完結できる」を コンセプトに、決済、ルームキー発 行まで行える「自立型」、キャッシュ レス決済のお客さま向けに機能を特 化した「卓上型」、そしてこの度新 たに自立型と卓上型の良さを持ち合 わせたコストパフォーマンスに優れた 釣銭機連動型ミドルモデルをリリース いたしました。現金決済利用にも対 応し、卓上型にはなかったチェックア ウト時のルームキー回収も可能です。 「スマーレ」の導入により、お客さま はフロントでの従業員との接触、また 利用客の混雑をさけ、快適に施設を 利用することが可能となります。また、 従業員はフロントの手続き業務から離 れ、人でしかできない「おもてなし」 に注力することができます。 更なる安心・安全・快適な宿 泊サービスの実現に向けて セルフチェックイン端末の導入は急 速に進んでいます。一方で宿泊者の 中には端末操作に不安を覚える方も いらっしゃるでしょう。そこで、「非接 触」と「おもてなし」の両立に向け た新しい「おもてなし」のカタチとし て遠隔サポートシステムをご紹介しま す。弊社が長年培ってきた鉄道向け 駅務システムでは無人駅を集中監視 センターが管理しています。 例えば券売機の操作にお困りの 方はインターフォンによる集中監視セ ンターからのサポートを受けながら端 末操作を進めていくことができ、無人 駅においてもさまざまなサービスの提 供が可能となっています。この技術 を応用し、宿泊施設においてもセル フチェックイン端末を遠隔地から接続 し、端末操作をホスピタリティに長け たスタッフが支援しながらご案内を進 めることで「非接触」と「おもてなし」 の両立を図ることが可能と考えていま す。 客室数の規模により異なりますが、 宿泊特化型ホテルにおいて、セルフ チェックイン端末を導入していてもフ ロントは2名以上という体制が主流で す。これはチェックイン端末の異常 時対応や操作フォローを考慮したシフ ト体制です。 次の時流として考えられるのはセル フチェックイン機と遠隔システムによる 「対面接客」と「遠隔接客」が共 存するという構図です。われわれがご 提案するのは無人ホテルではありませ ん。宿泊者の方が案内を受けたいタ イミングに、適正なサポートが不自由 なく受けられるリソースの有効活用置 です。もちろん中国のホテルや民泊 で採用されている遠隔集中センター 運用の完全無人も技術的には可能 ですが、無人化は一つの選択肢であ り、技術を活用しながら様々なスタイ ルが提供できると考えています。 OSSは、フロント業務の効率化は もちろんのこと、ホテル運営のオート メーション化に向けて遠隔集中での ホテル運営管理やロボットによる清 掃、見守りなど取り組みを進めてい ます。対人サービスを主流としてきた ホテル業界において、遠隔地からの 接客にはまだ賛否両論がありますが、 お客さまのおもてなしに対する意識の 変化、コロナを契機とした非接触の ニーズなど、これからのニューノーマ ル社会を見据えた中で、さまざまなテ クノロジーを活用して実現化させてい くことが、OSSが提供できる価値で あり、それがホテル業界の課題を解 決し、持続可能な経営につながると 確信しています。 私たちはオートメーション技術の進 化で、ホテル業界における課題を解 決し、人とオートメーション技術の共 存による新しい「おもてなし」の実現 を目指しています。 JARC SEMINAR 遠隔フロントシステム 釣銭機連動型 卓上型 自立型

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