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34 ていただくために、感染予防のための支援金制度も策 定いたしました。対象となるのはホテルフロントや飲食店 のテーブルなどに設置するアクリルパーテーションやアル コール消毒液の購入、キャッシュレス決済環境設備など です。従業員5人以下の事業者には一律 30 万円(1 施設あたり対象経費の全額、申請下限 5 万円)、宿 泊事業者であれば最大 300 万円(1施設あたり、4分 の 3 以内)まで支給いたします。申請は1店舗・1施設 1回までです。この支援金制度は認証を受けた前後で 活用することができますので、認証された後、より安心・ 安全な店舗・施設として運営するための改修工事などに 役立てていただければと思います。10月2日現在、30 万円支援の申請件数は 2658 件、300 万円支援は 51 件におよびます。 また換気設備、自動水栓など認証基準に沿った設備 改修工事においては、山梨県内で飲食業を営む施設(常 時使用する従業員が 5 人以下)、同じく県内で宿泊業 を営む施設(常時使用する従業員が 20 人以下)の場 合は上限 150 万円(1施設あたり、対象工事費の4分 の3以内)を補助金として支給いたします。 観光客の目・声による認証後の調査実施 ―支援金・補助金制度まで導入されているとは、事 業者にとっては厳しい現状の中、負担が軽減されま す。ところで認証後の抜き打ち調査なども行なって いるのですか。 第一段階では調査員が抜き打ちで調査することはあり ません。まずはお客さまの目・声から情報を得られるよう にしました。認証を受けた施設および店舗の入り口には 感染症対策が認められたことを証明するシールを貼って いただきます。そのシールに入っているQRコードを読み 込むとweb ページでそのお店の対策が一目でわかるよう になっています。もし、そのシールが貼られた施設や店 舗で正しく安心・安全な対策をしていなかった場合、そ の web ページから県に通報できるシステムとなっていま す。実地調査のときだけ入り口にアルコール消毒液を置 き、その後、撤去してしまうなど、感染予防対策に係る 基準に反した行為をした場合は、山梨県としての信用を 失うことになりますので再度、実地調査をした上で認証 を取り消すことがあります。このためグリーン・ゾーン認 証施設一覧からお客さまは安心して食事ができる場所や

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