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JARC LIVE 33 す。説明会は県の建築住宅課・観光振興課とともに3 人で行なっています。 ―8 月から本格的に認証制度の普及に向けた活動に 着手され、現状はいかがでしょうか。 10月2日の時点で認証制度申請数は宿泊業 712 件、飲食業は894 件におよんでいます。認証された件 数は宿泊業 575 件、飲食業 449 件、あわせて1024 件が認証されました。毎週金曜日に認証を行ない毎週 100 件前後ほど加算されています。山梨県全体で宿泊 業として記録されているのが約 1300 件ありますが、中 には運営していない施設なども含まれていますので、正 確な数字を把握することは難しいのですが、多くの方々 にグリーン・ゾーン認証に関する情報の浸透とともに、 関心度も高まっていることを実感しています。 ―申請後、認証までの流れはどのようになっていま すか。 提出書類の確認とともに申請施設に対して必ず認証 事務局の調査員(17 名)による実地調査を行ないます。 申請書類提出だけでは山梨県が目指している「山梨全 体で安心・信頼を提供」するという目標を達成すること ができないと考えるからです。実地調査においては県が 独自に作成した「感染症予防対策に係る基準」に適合 していることが認められれば認証マークを交付します。県 が作成した基準は “ 濃厚接触者を出さない、他のお客さ まに感染させない ”ことを基本としています。現実問題、 感染していても平熱の場合、感染者の特定はできませ ん。無症状感染者が一定数いますので、入り口で、い くら検温しても、感染者を100%施設に入れないとする ことは不可能です。もし、施設内に無症状感染者が入っ てきても、他のお客さんに感染を広げない、従業員に感 染を広げないという考え方で基準を作成しています。 非接触機器の購入など一施設最大 300 万円の支援 金用意 ―認証浸透に当たり支援金や補助金制度もあるとお 聞きしました。 はい。より多くの宿泊業・飲食業の皆様に認証を得

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