JARCLIVE7

JARC LIVE 17 いという悩みを多く聞いておりました。また、現在主流の ピストル型検温器は、測定時に被験者にかなり近づかね ばならず感染リスクがあり、発熱者に対する告知をするの が怖くメンタルでも疲弊している事を知りました。 お客さまの安心・安全はもちろんのことですが、実際にお 客様と対峙するスタッフが心身共に健全な状態でないと 100%のホスピタリティは発揮出来ないと強く感じたのです。 フロントや清掃、バックヤードに至るまでホテル関係者は 多くの方々と接します。チェックン後にお部屋にご案内す るときに触れるエレベーターのボタンや客室清掃時に触れ るテレビなどのリモコンなど、ウイルスが付着、潜伏しや すいところに業務上、触れなくてはなりません。まさにい つ感染してもおかしくない環境で一生懸命働いておられま す。物理的にも精神的にも感じているストレスを解消でき る環境は、結果的にお客さまにとっても安心安全なホテ ルと言えるのだと思います。 ―具体的にはどのような提案をされていらっしゃるので すか。 「持ち込まナイ・残さナイ・さわらナイ」という鉄壁の “ 三 ナイ” 感染防止プロダクツをご提案しています。まずはホテ ルのエントランスやフロントにおける「持ち込まナイ」です。 上述のピストル型検温機の代わりに無人オペレーション 可能な顔認証検温スクリーニング機器『Quick Hygiene Terminal』と『Face SC』です。これでかなりスタッフの 方の心身負担が軽減されると考えております。機器のポテ ンシャルとしてはオプションで勤怠管理や入り口ドアとの連 動等も可能です。また万一クラスターが発生した時にログで ある程度感染源を追える事も社会的に意味のある製品だと 考えております。 次に目下全国的に使用禁止となっているエアータオルの 代替機『New Super M』です。一般的なエアータオル の熱源は80℃前後の為、菌を完全死滅させる事は困難で すが、この製品は131℃の熱源となり、吸気した空気がこ の熱源を通過する事でほぼ完全除菌されます。更に手に 付着した菌を安全なUV-C 短波紫外線で除菌する為、ほ ぼ99.9%除菌が可能となります。これまで潜水艦や病院・ 大学等で20 年以上、累計 35,000 台以上の実績のある 製品です。厨房入口の自動ドアと連動させる事で、2021 年 6月に完全義務化となるHACCP 対応にもなる為、本 来のトイレ用のエアタオルとしての用途以外に引き合いが殺 到している製品です。 ―確かについついこれまでの習慣でバックヤードに設置 している喫煙所や化粧室に消毒せずに行き来したりし がちです。消毒を終えないと扉が開かなければ自然な 流れで消毒することが当たり前の日常へと変化させるこ とができます。 そして次は「残さナイ」です。一度侵入したウイルスは 館内で徹底して不活化させることが重要。そこで提案する のが医療機器メーカー日機装㈱が開発した空間除菌装置 『Aeropure』とオゾン水手洗い装置『Handlex』です。 各メディアで発表されている通り、新型コロナウィルスには 紫外線とオゾンの有効性が証明されています。『Aeropure』 は深紫外線 LEDにより浮遊菌の除去(99.9%除去試験 実証済み)、アレル物質の分解(99.9%分解試験実証済 み)やインフルエンザウイルスの不活性化が図れます。紫 外線が外に漏れない安全構造で、有人で稼働可能。つま り今の空気清浄機同様お客様の滞在時間中も除菌が可 能です。 『Handlex』は病院市場では当たり前の様に使われてい る安全なオゾン水を使った除菌手洗い装置です。先にも述 べましたが、過度のアルコール消毒は健康被害に繋がりま す。Handlexは手の表皮に付着した菌だけを殺菌し即酸 素と水に分解され残留しない為、手指自体を傷めません。 水道設備は不要で電源さえあれば水道水からオゾン水が作 れる為、消毒頻度の高いフロント廻りにも設置可能です。 ―そして「さわらナイ」ですね。 はい。「さわらナイ」非接触プロダクツ3をご用意しました。 手を触れることなくセンサーに手を近づけると泡と液体ソープ が出てくるディスペンサー、同様に手をかざすと蓋が開き一 定時間で自動的に閉まるセンサー屑入、顔を近づけると自 動で高性能 LEDランプが点灯するメイクアップミラーです。 何れの製品もモノとの接触を極端に減らし感染リスクを回避 出来る製品です。携帯電話と同じType-Cのケーブルで 充電出来、フルチャージすると1~2カ月(使用環境による) 使える為、設置場所を選ばずメンテナンスも楽な製品です。 このように「三ナイ」を最先端の技術を使って実行する ことで、お客さまにもスタッフにも安心安全な環境すること ができるのです。 ―政府が提唱している日常生活における「三密」、そ してホテル業界にける御社が提案する「三ナイ」、ぜ ひとも業界の標語として浸透させるとともに、当たり前 の日常にしていきたいですね。最後にひと言おねがい いたします。 施設オーナー様には、日々最前線で防疫業務に従事して おられるスタッフの事をご考慮頂きご提案の様な対策製品を ご検討頂きたいと思います。スタッフの笑顔とホスピタリティ がお客様を呼び戻すか活力源になると思っております。 売上・収益が見込めぬ中資金面で厳しいかとは存じます が、各自治体の補助金や助成金の活用、また意外と大き な削減が期待出来る電力の見直しやリースの活用(弊社 や JARCの方でもお手伝いさせて頂きます)等をご活用頂 だければと思います。 お気軽にご相談下さい!

RkJQdWJsaXNoZXIy NDU4ODgz