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28 2 【宿泊施設ができる SDGs】 〜SDGs 時代に選ばれるホテルとは〜 「SDGs」というワードを最近よく耳にするようになった日本人は多いと思います。 しかし、2015 年に国連サミットで採択され、 2016 年から 2030 年までに達成されるべき目標である SDGs をどれくらいの方々が意識しているでしょう。 SDGs は我々日本人が感じているよりもずっと速いペースで世界のスタンダードになりつつあります。 SDGs 時代に選ばれるホテルとはどのようなものでしょうか。 世界が歓迎する資本主義社会の崩壊 ほんの少しの意識改革が企業を大きく発展させる 第二弾 連載 ◆ SDGs 時代に選ばれるビジネス ー資本主義社会の崩壊が企業の資金用途を変える 産業革命以来、世界は長らく資本主義によって支えら れてきました。資本主義社会とは、先進国が世界に流通 させるモノやサービスを決定し、途上国で制作するという 構図です。つまり、発注元としての先進国、下請けとし ての途上国というイメージです。その時の企業の社会的 意義とは、余った利益の一部を社会にとって良いことに使 うことでした。 しかし近年、途上国も経済的に豊かになり、「先進国 の下請け」という立ち位置からの脱却が著しくなっていま す。資本主義社会の崩壊です。果たして企業の社会的 意義は、本業を通じて儲けながら世界を変えていくことに なりました。 竹内 優明希氏 レバレジーズ株式会社/ レバレジーズオフィスサポート株式会社 海外事業部 03-5774-1742 frb-support@leverages.jp URL:https://leverages-global-support.com/ レバレジーズオフィスサポート株式会社 取締役 兼 アジア人材サポート協同組合 代表理事 大学卒業後、東証一部上場の通信系企業にて営業、コ ンサル、子会社社長、本社人事部長を歴任。1 万人以 上の労務、制度、教育、採用を管轄する中で日本の労 働市場に疑問をもちレバレジーズへ入社。人事を担当 した後、レバレジーズグローバルサポート事業を立ち 上げ、アジア各国の人材と企業の交流を牽引。

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