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22 フロント業務のスマート化に向け導入 ―今春 1 月25日よりタップ社(東京都江東区、林 武 司社長)が開発した非接触型ソリューション、スマート PMS®「tapAppli」の第一号店として試験導入され ました。始めに試験導入に至った経緯をお聞かせくだ さい。 コロナ以前からホテルコンセプトに基づいたチェックイン の仕組みを考えていました。現在自動精算機は設置して いるのですが、ご来館されたときにスムーズなチェックイン を実現するためには、数年後の変化を見据えて自動化を 進めていくことも必要であると考えたからです。ところが、 機械化よりも対面によるサービスを充実させたいという現 場の思いもあり、なかなか踏み切れない状況でした。しかし、 2020 年 4月に発令された緊急事態宣言に伴う稼働率 の低迷が長引く中、ちょうど7月にタップ社より非接触型 アプリを開発したという情報をいただき、“これはやってみ るしかない ”と9月下旬から10月ごろに発注し、2021 年 1月、「東急ステイ高輪」にて稼働がスタートいたしま した。 実際、検討して導入を決断したというよりも、タイミング が良かったことと、導入するためにはどうしたら良いのか、 これから活用するためにはどうするのか、どのようにしたら 導入成果を上げるための仕組みを構築できるのか、導入 後の運営に重点をおきました。現在は、年内に全国 30 店舗「東急ステイ」となる全店対象に将来的にこのア プリを稼働させ、自動チェックイン機を併用させた仕組み、 アプリに誘導するための企画など、現場の皆様の声を聞 きながら構築しているところです。 ―アプリ導入よりどのような現状改善を目指していらっ しゃいますか。 今回のアプリ導入により、フロントカウンターでの手続 きや順番待ちが省略されることで、ゲストのストレスや時 間のロスが解消されるだけでなく、人との接触も大幅に低 減されることから、withコロナ、afterコロナを見据えた感 染防止対策として大きな効果を見込んでおります。また「東 急ステイ」のブランドコンセプトにも寄与するものと考えて おります。 ―1月から導入され課題点はどのようなことですか。 現在は、自社サイトから宿泊予約された方にアプリを利用 いただくようにしていますので、そのハードルが高いと感じ ております。サイトからお申込みいただくと「tapAppli」と 表示されますので、“なぜ、tapAppliなのか ”と戸惑われ てしまうようです。もちろん、当社のために独自開発され たアプリではありませんので、tapAppliと表示されるのは 当然のことですが、今後は東急リゾーツ&ステイのブランド と結びつけていけるよう擦り合わせていきたいと思います。 アプリは自社サイトの予約画面でアプリを利用できる専 用プランを選択していただくと、アプリ取得後、いつでもど こでもチェックインやルームアサイン、ルームキーの発行か らチェックアウト、電子レシートの発行まで完了することが できます。予約されていても中にはアプリを取得せずフロン トカウンターでチェックインされる方もいらっしゃいますので、 少しでも認知度を高めていくために、OTAより100 円か 〜初来館 アプリ利用宿泊者、 2週間に1回宿泊するリピーターに〜 “自分らしく暮らすように滞在できる”をコンセプトに展開している東急ステイ。 2021 年 1 月1日時点で 28 店舗運営。4 月 26日函館市内、8 月東新宿に 30 店舗目を開業する。 今春 1 月 25日、ホテルゲストの利便性向上とwithコロナ、 after コロナを見据えた感染対策としてスマートPMS® 「tapAppli」を試験導入。 導入から初期運営に携わった山本宏哉主任に導入における背景や課題、 今後の展開などをお聞きした。 生産性向上のためのテクノロジー導入事例 tapAppli 2020年1月25日 非接触型ソリューション、 スマートPMS®「tap Appli」試験導入 山本 宏哉氏 東急リゾーツ&ステイ㈱ ステイ運営統括部 運営企画部 運営企画グループ 主任 i n t e r v i e w h i r o y a y a m a m o t o

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