IHSには、外国籍生、帰国生、⽇本全国からの国内 生が通っています。生徒たちは、共に学び、さまざ まな⽂化に触れるなかで、時に意⾒が対⽴するこ ともありますが、それぞれがもつ常識が実は「あ たりまえ」ではないことを知ります。IHSは、生徒 の個性を尊重し、⼀⼈ひとりが違うからこそでき る学びを⼤切にしています。卒業後、グローバル 社会で活躍するためだけでなく、周りの⼈を⼤切 にできる⼈になってもらうために、スクールモッ トーの1つ、“Celebrate our differences（「違う こと」を⼤切に）”を最も重要な⽬標としています。 外国にルーツ 35% 国内生 54% 帰国生 11% IHSは、1学年30人、クラスメイトの2人に1人は外国籍または海外帰国生のグ ローバルでアットホームな環境です。在校生のルーツは、アメリカ、イギリス、 中国、韓国、フィリピン、インド、イラク、シンガポール、エジプト、イタリア、 ブラジル、スリランカ、セネガル等10数か国以上に及びます。違うことが当た り前の日常で、お互いの多様な価値観を認め合いながら、苦手だった学校に通 えるようになったり、学校が楽しくなった、という不登校を経験した生徒も多 く在籍しています。 多様なアイデンティティ 違うことの大切さを学ぶ IHSでは多様なバックグラウンドを持つ仲間 が1つの教室に集います。学校行事やグルー プワークなど、話し合いの時間を通して実践 的に違いを受け止め合う経験を積みます。 多様なルーツの中ですごす 生徒はもちろんのこと教員のルーツもカナ ダ、フランス、アメリカ、韓国、ドイツ、ペルー など。日本人教員の留学や海外在留経験もイ ギリス、ケニア、スペインなど様々です。 英語を使う機会がUP 外国人教員の笑顔での声かけに、英語で答え る。母国語では恥ずかしくて話せないこと も、英語でなら話せそう、もっと話してみた い、ということが少なくありません。 デンマークの教育機関「エフタスコーレ」（14歳〜18歳の生徒を対象とした全 寮制の私⽴学校。生徒の自主性を尊重しながら、それぞれの能⼒を伸ばすこと を重んじている）と提携して実施される短期交換留学 プログラムです。2年生の12⽉に現地提携校を訪れ、1 ⽉に提携校の生徒を⽇本で受け入れます。生徒一人ひ とりがデンマークの生徒とバディを組み、環境問題、 AIとの共生、高齢化などのテーマにそって、双方の国 で体験学習・共同発表を行います。デンマーク訪問中 は、寮生活の経験、バディの家でのホームステイをお こないます。 デンマーク・エクスチェンジ・プログラム 08
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